英語力の向上

 

私は現在アメリカのポートランドに一年間の長期留学中です。

 

そして今月末で、その半分が過ぎようとしています。率直な感想として、ただただ早すぎる。

今までの半年は私の今までの人生のなかで間違いなく一番激動の半年だったと思います。アメリカにきて、新しい生活、新しい環境、全て英語での授業、新しく出会う様々な人種の人たち…。本当に新鮮で新しく自分の視野を大きく

広げられたと実感しています。

 

では。肝心の英語力はどうなのか。

 

正直まだまだ英語が流暢に話せるとは言えません。それでもリスニング力の向上は甚だしいと思います。というのも、今までは何を言ってるかわからなかったのにだいぶ相手が何を言っているのか理解することができるようになってきました。

 

私の最終的な目標としてはなんと言っても英語を理解でき、ネイティブと同等な立場で話せるようになることです。

 

そのためには何が重要なのか?

 

沢山の人にリサーチして、集めた情報を踏まえて、私なりに留学で成功する秘訣を述べていこうと思います。そしてここに記述することで、私自身その秘訣を心に抱き、残りの限りある留学生活を実りあるものにします。

 

1つ目はとにかく自分から話すことです。

ある日の授業で私の先生が言っていたのは、ネイティブはあなたたち、日常は他の言語を話す人々が怖くて、話す時に緊張するはずだ。と。

最初にこれを言われた時に、私はえ?いやいや、君たちは英語が話せるんだからどこが怖いのさ!私たちのほうがなんて言ったらいいのかな、ちゃんと話せるかな、冷たい反応されないかなって怯えて生きているんだぞ!と思いました。

 

上に書いたようなことを私は先生に伝えると、先生は、ネイティブも同様に怖いのよ。自分と違う言語を主に話す人に、なんて話しかけるべきか、ちゃんと自分の話す言葉が理解されるのかわからないからね。と仰いました。

私はその言葉を聞き、目から鱗が落ちたような気がしました。

 

なるほど。ネイティブも普通に私たちと話す時に緊張するし、もし話しかけてこない場合は私たちが怖く見えているのかもしれないのか。と。

 

そう思うと、どんどん周りの人、クラスの人に話しかけてみるのも大事なのではないかと思い始めました。自分からどんどん行動していくこと。これが一番留学においては大事だと思います。外人は思ったより話しかけてきてくれはしません。アメリカで息をしているだけでは、英語は習得できません。

とにかく話す、話す、話す。

 

文法や単語はどうでも良い。(もちろん私はTOEFLTOEICといったテストを受けるのでどうでもよくはありませんが 笑)

とにかく自分が思ったことを言葉にしよう。

そう思いました。

 

またもう1つの秘訣は、自分の脳を騙すことです。もちろんあなたは留学にきて様々な壁にぶつかります。

 

ネイティブの言っていることが聞き取れない、話したいことがうまく言葉にできないなどなど。沢山の辛い体験をすることもあると思います。時には自分はなんでこんなにバカで、こんなに英語が話せないんだろうと思う時とあるでしょう。

 

しかし、私が言いたいのはあなたの英語力は決して0ではないのです。あなたは沢山の単語も、文法もすでに知っていて、もうすでにアメリカに住んでいます。

 

英語力を0の状態から100にするのは大変かもしれませんが、あなたの英語力は50ないしは70の英語力がすでに備わっているのです。

何が足りないかといえば話すこと、自分から話せるようになるためにはまず自分の英語に自信を持つことです。

 

私が実践してほしいことは、毎朝起きた時に、自分の脳に私の英語はどんどんよくなっていると話しかけてみてください。脳も自信をもちどんどんいい方向に話が進んでいくでしょう。

 

また一日の終わりには今日あった出来事を英語で呟いてみてください。もし思い出せない単語があった場合は、他の単語で表現できないか、考えてみてください。

 

それを続けていくうちに、あなたはいつのまにか自信を持ったEnglish speakerになっているのではないでしょうか。

 

頑張ろう、あと6ヶ月。